YAMATO

ヤマト建築設計事務所

保育空間づくり

ヤマト建築設計
事務所の
空間づくり

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事務所の
保育空間づくり

お客さまの考えが、
「保育空間」をつくります。

私たちが「保育空間」づくりに臨むとき、唯一のよりどころとなるのが、お客さまの「保育方針」です。空間のなかで、どんなふうに子どもたちを遊ばせ、学びを育んでいくのか、お客さまの想いが、そのまま「保育空間」を形づくります。ですから、もし、お客さまのなかで、方針に迷いが残る部分があるとすれば、私たちは、お客さまと対話を重ねながら、参考となるものを探し求め、まずは「保育空間」のイメージをお客さまとともに固めることから始めます。

まっさらな状態に
リセットして臨みます。

「保育方針」の内容は、お客さまによってさまざまです。私たちは、新しいお客さまと向き合うたびに、頭のなかを一度リセットして、まっさらな状態にすることをポリシーとしています。そうすることで、お客さまの「保育方針」を、先入観なしに100パーセント受けとめることができるからです。お客さまの考えに沿った空間のイメージを鮮やかに描くことができるようになったら、そこで初めて私たちは、これまでの経験で培った知識や技術を集結させ、イメージを「現実の空間」として出現させる作業に集中していきます。

なんといっても、
主役は子どもたちです。

幼児期は、人間形成を行ううえでもっとも大切な時期であるといわれています。その時期に過ごす保育空間は、子どもたちの将来にたいへん大きな影響を与える場となります。ですから、私たちは、どんなときも「主役は子どもたち」であることを最優先して考え、そこで過ごす子どもたちが、「人とのふれあい」「自然とのふれあい」そして「食とのふれあい」を実感し、楽しめる空間になっているかを重要視します。人間としての豊かさを育むために重要なこの3つの要素を意識した空間づくりを行うことが、保育空間づくりに携わる者の使命であると、私たちは考えています。

とはいっても、
そこで働く大人のことももちろん考えます。

私たちは、子どもたちのことをいちばんに考えた保育空間づくりをしながら、そこで働く大人たちのことも考慮します。大人たちが、日々不満なく、スムーズに作業を行うことが、より良い保育を生むと考えるからです。大人たちがスムーズに作業するためには、空間内にさまざまな要素が求められます。収納スペース、作業スペース、厨房、トイレなど…。とくに収納スペースは、画材・教材から運動会の大道具まで、大量にあるそれらすべてを完全に収納できることが不可欠となります。それがいかに大切なことかを、私たちは理解しています。

環境と調和し、地域を元気にする
「保育空間」をつくります。

私たちは、内部空間だけでなく、窓から見える景色すべてを含めて「保育空間」と考えています。ですから、私たちは園庭の植栽設計にはちょっとこだわりますし、隣の敷地に広がる雑木林や遠くに見える山々や海まで、美しい景色を可能な限り空間内部に取り込む工夫をします。同時に、外部からの目線に対しては、その「保育空間」が周囲の環境となるべく調和し、さらにそれがあることで周囲がちょっと明るくなるような、地域に愛される存在となることも心がけています。